2010年06月05日
アーチ橋のある風景
アーチ橋のある風景
旧国鉄宮原線のアーチ橋群
旧国鉄宮原(みやのはら)線は久大本線の恵良(玖珠郡九重町)
と肥後小国(阿蘇郡小国町)を結ぶ路線であったが1984年に完全
廃線となった。
全長26.6㌔で途中に宝泉寺、麻生釣、北里駅などがあった。
この路線は1937年(昭和12年)に恵良~宝泉寺間7.3㌔を開通し、
1954年(昭和29年)に肥後小国まで開通した。現在の道の駅小国
のゆうステーションの敷地内に線路敷きの一部が今も残っている。
菊池までの延長の計画があったが1971年(昭和46年)には貨物
営業を廃止し、1984年(昭和54年)には完全廃止となった。
この宮原線には7つのコンクリート製アーチ橋が今も残っている。
そのなかでも一番美しく大きいのは幸野川(こうのがわ)橋梁だ。
長さ116m である。杖立川の支流で下城の滝上流架樅木川の小
国町大字宮野原字荷志村付近に架かる6連の立派なアーチ橋だ。
北里より県道318号線を道なりに進めば見えてくる。

次は北里(きたざと)橋梁だ。国道387号線と県道318号線が交差
するところに架かり、県道318号線を跨いでいる。橋の上は遊歩道
になっていて、橋を渡った先が木魂館がある。約60mの5連橋だ。
直ぐそばが旧北里駅があった場所で今は広場になっている。



次は堂山(どうやま)橋梁と汐井川(しおいがわ)橋梁の二つが
同時に見える。同じ場所から二つの橋梁が見えるのはここだけ
だ。堂山橋梁は36mで3連、汐井川橋梁は34mで3連橋である。


次は堀田(ほりた)橋梁だ。杉林の中にあり全貌は見えにくい。
真下からに行けるので構造自体は圧巻だ。ここは46mで4連橋だ。

次の菅迫(すげのさこ)橋梁は場所が解らず見逃した。だが136mの
11連橋でこの地区では最大だ。
最後は廣平(ひろだいら)橋梁だ。ここも遠方より眺めただけだ。
80mの9連橋だ。
この橋梁群は2004年には登録文化財に指定されたが、ほとんどの橋梁が
進入禁止の防護柵があり、その価値判断には疑問が残る。
旧国鉄宮原線のアーチ橋群
旧国鉄宮原(みやのはら)線は久大本線の恵良(玖珠郡九重町)
と肥後小国(阿蘇郡小国町)を結ぶ路線であったが1984年に完全
廃線となった。
全長26.6㌔で途中に宝泉寺、麻生釣、北里駅などがあった。
この路線は1937年(昭和12年)に恵良~宝泉寺間7.3㌔を開通し、
1954年(昭和29年)に肥後小国まで開通した。現在の道の駅小国
のゆうステーションの敷地内に線路敷きの一部が今も残っている。
菊池までの延長の計画があったが1971年(昭和46年)には貨物
営業を廃止し、1984年(昭和54年)には完全廃止となった。
この宮原線には7つのコンクリート製アーチ橋が今も残っている。
そのなかでも一番美しく大きいのは幸野川(こうのがわ)橋梁だ。
長さ116m である。杖立川の支流で下城の滝上流架樅木川の小
国町大字宮野原字荷志村付近に架かる6連の立派なアーチ橋だ。
北里より県道318号線を道なりに進めば見えてくる。
次は北里(きたざと)橋梁だ。国道387号線と県道318号線が交差
するところに架かり、県道318号線を跨いでいる。橋の上は遊歩道
になっていて、橋を渡った先が木魂館がある。約60mの5連橋だ。
直ぐそばが旧北里駅があった場所で今は広場になっている。
次は堂山(どうやま)橋梁と汐井川(しおいがわ)橋梁の二つが
同時に見える。同じ場所から二つの橋梁が見えるのはここだけ
だ。堂山橋梁は36mで3連、汐井川橋梁は34mで3連橋である。
次は堀田(ほりた)橋梁だ。杉林の中にあり全貌は見えにくい。
真下からに行けるので構造自体は圧巻だ。ここは46mで4連橋だ。
次の菅迫(すげのさこ)橋梁は場所が解らず見逃した。だが136mの
11連橋でこの地区では最大だ。
最後は廣平(ひろだいら)橋梁だ。ここも遠方より眺めただけだ。
80mの9連橋だ。
この橋梁群は2004年には登録文化財に指定されたが、ほとんどの橋梁が
進入禁止の防護柵があり、その価値判断には疑問が残る。
Posted by ベルベル at 19:37│Comments(0)
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